ブックタイトル九州情報大学シラバス2018

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概要

九州情報大学シラバス2018

授業科目名(担当者名)講義等の内容演習Ⅰ特別演習Ⅰ(津守常弘)「会計基準の国際的統一化」と「財務会計概念フレームワーク」の設定とによって生み出される現代の新しい会計制度のきわめて重要な特徴は、会計政策決定の制度的枠組みを強化することによって政策決定における恣意性を排除することであり、いいかえれば会計的意思決定のソフト面の制度化、会計システムのソフト面のハード化にほかならない。「演習Ⅰ」では、最新の会計基準のもとでミクロ会計政策の決定者(経営者)の視点から、政策決定上どのような制度的制約と主体的可能性が与えられているかを、具体的事例を用いて研究する。演習Ⅰ特別演習Ⅰ(丹羽崇之)演習Ⅰでは、重要判例の検討を行う。各判決(決定)について、第一審からの全文を読み込んだ上で、事実、争点に対する当事者の主張、それに対する裁判所の判断、判決(決定)の意義及び課題について討論、研究することにより、法的思考力、紛争処理能力を涵養する。演習Ⅱ特別演習Ⅱ(麻生隆史)情報技術を駆使して実際に利用されているソフトウェア・ハードウェアを調査し、プログラミング技術やハードウェアの開発プロセスを学び、それをどのような手法を用いて応用するかを指導する。特にソフトコンピューティングの基礎については詳細に説明する。同時に文献調査や英文論文読解も行う。また、情報科学の分野における論文作成手法を指導する。演習Ⅱ特別演習Ⅱ(丑山優)演習Ⅰおよび特別演習Ⅰにおいて各自設定した課題について、修士論文作成への具体的アプローチについての指導を行う。その際に基礎的および基本的文献の網羅・整理・内容の正確な把握を行う。演習Ⅱ特別演習Ⅱ(大浦洋子)社会・自然現象に関する理論的なモデル化、解析、予測、制御、可視化などの理論および問題解決の手法、社会と情報システムの関連性についても研究する。具体的なコンピュータ言語による情報システムの構築や、すでに提案・利用されている情報システムの現状把握や性能評価を通して、より高度な情報システムのあり方や社会のニーズについて研究する。演習Ⅱ特別演習Ⅱ(甘長青)演習Ⅱは演習Ⅰの研究課題を継続する。演習Ⅱ特別演習Ⅱ(岸川洋)演習Ⅰを踏まえ、システム開発で陥りやすい失敗について学修し、プロジェクトマネジメントのあり方について考察を進める。演習Ⅱ特別演習Ⅱ(木下勝一)演習Ⅱでは、会計監査の社会的役割について研究する。近年、国内外で続出している会計不正の具体的事例をみながら、証券市場における情報開示のインフラストラクチャー、また、株式会社のコーポレート・ガバナンスへの貢献といった会計監査の役割を詳細に検討する。演習Ⅱ特別演習Ⅱ(倉地和敏)演習Ⅰ及び特別演習Ⅰで学習した内容について、さらに詳細な検討を加えていく。特に、判例の動向、税制改正の状況などを見極めながら、現実に則した研究が行われるように配意していく。研究結果を論文等にまとめる能力を向上し、充実した内容と整った形式を備えた論文の作成を目指す。