ブックタイトル九州情報大学シラバス2019

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概要

九州情報大学シラバス2019

シラバス(授業計画)授業科目名 開講学年 必・選 単位数 担当教員名会 計 情 報 学 特 論 1・2 年生 選択 2 単位 津守 常弘授業の到達目標及びテーマ到達目標:会計情報作成・開示のための理論的・制度的装置に関する専門知識の習得テーマ: 現代会計基準に関する主要論点の研究授業の概要現在は会計グローバリゼーションの時代だと言われている。この講義では、現代会計制度の変化と会計情報の新しい特徴を正確に理解し、企業の会計政策の決定と会計情報の分析とを行う能力を養うための専門知識を身に付けることを目的として、現代の会計基準および概念フレームワークの主要な論点について体系的に口述し討論する。授業計画第1回 会計計算・会計情報作成システムの基礎構造(1)第2回 会計計算・会計情報作成システムの基礎構造(2)第3回 会計計算システムの形式的確定性と実質的不確定性。「会計選択」問題の重要性第4回 制度による「会計選択」の規制 ― 会計原則・会計基準の必要性第5回 マクロ会計政策によるミクロ会計政策の規制 ― 「財務会計概念フレームワーク」の必要性第6回 「財務会計概念フレームワーク」(1) ― 収益・費用中心観の考え方第7回 「財務会計概念フレームワーク」(2) ― 資産・負債中心観の考え方第8回 資産会計の問題点(1)第9回 資産会計の問題点(2)第10回 負債会計の問題点第11回 資本会計の問題点第12回 損益会計の問題点第13回 包括利益と純利益第14回 会計コンバージェンスの現局面と日本の対応第15回 総括第16回 定期試験等履修上の留意点、準備学習等(事前・事後学習)簿記・会計、とくに財務会計基準に関する基礎知識の習得テキスト適時、必要資料を配布する。参考書・参考文献・参考資料など(1) 津守 常弘 著『会計基準形成の論理』森山書店、2002 年。(2) 斎藤静稀・徳賀芳弘責任編集『企業会計の基礎概念』『体系現代会計学Ⅰ』中央経済社、2011 年。(3) 辻山栄子編著『IFRS の会計思考』中央経済社、2015 年。成績評価の方法・基準(1) 中間レポート 40 点(2) 最終レポート 60 点