ブックタイトル九州情報大学シラバス2019

概要

九州情報大学シラバス2019

シラバス（授業計画）授業科目名 開講学年 必・選 単位数 担当教員名税 法 学 特 論 Ⅲ 1・2 年生 選択 2 単位 倉地 和敏授業の到達目標及びテーマ法人税法の法令の条文を読解でき、具体的事例に適用できる能力を身に付ける。法人税法の体系的知識を習得する。授業の概要授業の進め方は、研究生が司会班、説明・回答班、質問班の３班に分かれて討議を行う方式による。そのため、講義範囲のテキストを事前に熟読し理解しておくことが不可欠である。討議の内容や理解度に応じて、教授が質問・解説を行う。授業計画第１回 総説第２回 法人所得の意義と計算（総説）第３回 法人所得の意義と計算（益金の額の計算）第４回 法人所得の意義と計算（損金の額の計算；売上原価～役員給与等）第５回 法人所得の意義と計算（損金の額の計算；寄付金～圧縮記帳、交際費、使途秘匿金）第６回 法人所得の意義と計算（損金の額の計算；引当金～法人組合員の損失）第７回 法人税額の計算、公益法人等関係税制第８回 法人組織税制①（総説、法人の設立、合併、分割）第９回 法人組織税制②（非適格合併等による資産等の受入の処理～組織再編に係る行為・計算の否認）第１０回 同族会社と所得課税第１１回 グループ法人税制（完全支配関係法人税制、連結納税制度）第１２回 法人課税信託の所得に対する法人税、退職年金等積立金に対する法人税、多様な事業体と投資媒体第１３回 国際取引と所得課税①（総説～移転価格税制）第１４回 国際取引と所得課税②（過少資本税制～クロスボーダー企業組織再編と国際的租税回避）第１５回 住民税、事業税、地方法人特別税第１６回 定期試験等履修上の留意点、準備学習等（事前・事後学習）簿記・会計の知識が不可欠である。税法の読み方の基本を、伊藤義一『税法の読み方判例の見方〔改訂第3 版〕』（ＴＫＣ出版）」によりマスターしておくこと。授業範囲の税法・テキストを読解しておくこと。各回、少なくとも、２時間程度の事前学習、１時間程度の事後学習が必要である。特に、授業等で十分理解できなかった点は、事後学習で理解を深めること。テキスト『実務 税法六法（法令編・通達編）〔平成30 年版〕』（新日本法規出版）、金子宏『租税法〔第22 版〕』（弘文堂）、伊藤義一『税法の読み方判例の見方〔改訂第3 版〕』（ＴＫＣ出版）、『所得税法（基礎編）〔平成30 年度版〕』（税務大学校）、『消費税法（基礎編）〔平成30 年度版〕』（税務大学校）、中里実ほか『租税法概説〔第3版〕』（有斐閣）、金子宏ほか『税法入門〔第7 版〕』（有斐閣）参考書・参考文献・参考資料等『ポケット六法』（有斐閣）、注解所得税法研究会『注解 所得税法』（大蔵財務協会）、『税法用語辞典』（大蔵財務協会）、『図解による法律用語辞典』（自由国民社）、中里実ほか『租税判例百選〔第6 版〕』（有斐閣）、金子宏ほか『ケースブック租税法』（弘文堂）、『新版会計法規集』（中央経済社）、川田剛『租税法入門』（大蔵財務協会）成績評価の方法・基準授業への取組状況（事前・事後の学習状況等）、授業での発言状況、試験等の結果を総合勘案して評価する。