ブックタイトル九州情報大学シラバス2019
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九州情報大学シラバス2019
シラバス(授業計画)授業科目名 開講学年 必・選 単位数 担当教員名数値解析特論 1・2 年生 選択 2 単位 橋爪 善光授業の到達目標及びテーマ自然現象を微分方程式を用いてモデル化し,その振る舞いについて基本的な解析をできるようになる。授業の概要社会科学や自然科学における様々な現象を数式で記述するために重要な概念である力学系(DynamicalSystems)に関する概説を行う。授業計画第1回 力学系とは第2回 1階微分方程式(1)解軌道と安定性第3回 1階微分方程式(2)分岐現象第4回 2次元線形系(1)不動点第5回 2次元線形系(2)2次元の系第6回 2次元線形系(3)線形代数の復習第7回 2次元線形系(4)固有値と固有ベクトル第8回 2次元線形系(5)線形微分方程式の解第9回 2次元線形微分方程式の相図(1)異なる2つの実固有値と解軌道第10回 2次元線形微分方程式の相図(2)複素固有値と解軌道第11回 2次元線形微分方程式の相図(3)重複した固有値と解軌道第12回 2次元線形微分方程式の分類第13回 個体群動態の数理モデリング第14回 競争系ダイナミクス第15回 餌-捕食者系ダイナミクス第16回 定期試験等履修上の留意点、準備学習等(事前・事後学習)(留意点)ある程度数式が読めること、高校レベルの微積およびベクトル演算を理解していることが望ましい(準備学習)事前:授業内容に沿ってテキストの数式を書き写しながら通読し、疑問点などを整理して、講義中に質問すること。(1~2 時間程度)事後:自身で数式を作成したり、そのグラフや相線を描いたりして理解を深めること。(1~2 時間程度)テキストMorris W. Hiesch ら著「力学系入門―微分方程式からカオスまで」共立出版、2007 年参考書・参考文献・参考資料等瀬野祐美著「数理生物学 個体群動態の数理モデリング入門」共立出版、2007 年Martin A. Nowak 著「進化のダイナミクス 生命の謎を解き明かす方程式」共立出版、2008 年巌佐庸ら著「数理生態学」共立出版成績評価の方法・基準小テストや試験の結果を総合的に評価する。