就活に有利!KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム

就活に有利!KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム

数理・データサイエンス・AIを理解し、各専門分野で応用できる人材を育成

修了者には修了時点で修了証を授与

令和4年前期終了時の修了者はリテラシーレベル32名 応用基礎レベル4名

「AI戦略2019」(令和元年6月11日統合イノベーション戦略推進会議決定)では、文系・理系を問わず全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が正規課程にてリテラシーレベルの数理・データサイエンス・AIを修得することを目標とするとあります。本学では、令和元年度1年次入学生から「KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシー・応用基礎)」を実施しており、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度実施要綱」(令和3年2月24日文部科学大臣決定)の規定に基づく「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル・応用基礎レベル)」に認定されました(リテラシーレベルの詳細はこちら 応用基礎レベルの詳細はこちら)。
 このプログラムは正規課程が対象となりますので、学生は指定の科目を履修登録し、その科目を修得(単位取得)するだけです。本学では、就職活動にも活用できるように修了要件を満たせば、卒業時ではなく、その時点で修了証を授与しています。

2021リテラシーレベル修了学生
情報ネットワーク学科3年生
薩埜 来唯さん

-履修登録をする際に、「KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の修了を意識しましたか?
 1年生のときはあまり意識していませんでしたが、2年生になってからは、基礎ゼミに入り、橋爪先生や荒平先生に情報を教えてもらい、意識して履修するようにしていました。

-リテラシーレベルを取得しましたが、応用基礎レベルの修得も目指しますか?
 今、応用基礎レベルを取れるように履修していますが、結構難しい科目があり、ちょっと大変です。でも、応用基礎レベルを修得すれば、今後、就職を含めて様々なところで必ず力になってくれるので、修得したいです。

-あなたの将来の夢は?どのような仕事に就きたいですか?
 正直まだなにをやりたいかが定まっていません。せっかく情報大に来て勉強して、知識や技術をつけたので、PCを使った職に就けたらと思っています。

本学で得た知識や技術は将来に繋がっていると思いますか? 
 PCの基礎やデータの作成・分析など将来必要になるスキルを学べているので、必ず役立つと思っています。

ホームページをみている受験生にひとこと(アドバイスなど)
 リテラシーレベルの修得は、1年生も2年生も今から意識して履修すればぜんぜん間に合います。少し難しそうに見えるかもしれないけど、データサイエンスの知識がなかった僕でも修得することが出来ました。また、修了証が修得時に授与されますので、就活時の武器になると思います。情報大に入学する人は必ず意識して修得して欲しいですね。

■第1回の修了証授与式

 令和3年9月22日に第1回の「KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の修了証授与式を実施しました。当日は4名が出席し、桑野副学長より修了証が授与されました。

修了式で修了証を授与される薩埜さん

修了証授与式出席者で記念撮影

2022応用基礎レベル修了学生
情報ネットワーク学科4年生
田中 走さん

-「KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を履修するきっかけと実際に履修してみた感想は?
 以前からIT系の資格を取得したいと考えていましたが、対象科目を修得することで修了証が授与されるということを知り、チャレンジしました。難しい科目もありましたが、講義内容の復習など自分なりにやれることをしっかりと行うよう心掛けました。

-将来の夢は?
 IT系の企業に就職して、大学で学んだAI(人工知能)の知識を活かしていきたいです。

-「KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を受講すると将来の仕事にどう役立つと思いますか?
 修了後には、大学から「KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム修了証」が授与されます。IT系の知識・技術の修得をアピールすることができるので、ITに関わる仕事であれば活躍の場が広がっていくと思います。

-あなたが感じる「リテラシーレベル」と「応用基礎レベル」の違い(授業内容等)はどこですか? 
 リテラシーレベルはIT関連の基礎知識を学び、応用基礎レベルはより専門的な知識を学んでいくことだと思います。リテラシーレベルの内容をしっかり理解することが、応用基礎レベルの修得に繋がります。

文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル・応用基礎レベル)認定制度」、「AI戦略2019」とKIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラムとの関係

本学が目指す「データサイエンス」教育とは
KIIS
数理・データサイエンス・AI教育プログラム運営委員長
荒平 高章准教授(プログラミング実践I、人工知能ほか)
 本学では、令和元(2019)年度よりデータサイエンスに関係する科目の充実をはかり、現在「KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム」という本学独自の教育プログラムの運用をはじめています。本教育プログラムでは2種類のレベルを用意しています。
 1つはデータサイエンスが今社会でどのように活用されているか等の事例を学ぶことを中心としたリテラシーレベル、もう1つは実際に自分でデータ解析をするための技術や知識を身につける応用基礎レベルです。
 リテラシーレベルに関しては、どのような業界に就職した場合でも役に立つものばかりですので、是非全学生に修得してもらいたいと思っています。

秋吉准教授(マーケティング論ほか)
宮﨑講師(データ解析ほか)
プラマンタ助教(ビジネスプログラミングほか)

KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラムの詳細は↓

 オープン・キャンパスでは,実際にビッグデータを分析・活用し,市町村の都市計画や観光戦略づくりのサポートを行っている総合プランニング・コンサルタント (株)よかネットの原啓介氏,櫻井恵介氏に特別講演をしていただきました。そこで今回,この教育プログラムについてのご意見を代表取締役社長の山辺眞一さんに伺いました。
よかねっとさんのHPはこちら

 企業の経営では、蓄積された経験やノウハウ、データを元に戦略を立てる必要があります。近年は、経済・社会の動きや人々の指向を客観的データに基づいてく判断することの重要性がどんどん増しています。今後、このような客観的データを的確に収集し選別するとともに、分析・活用できる人材の需要はますます高まります。これは会社の規模や業種を問わず、あらゆる企業にとって必要な人材とになるでしょう。しかしながら、多くの企業においては、まだまだこのような人材は不足しています。まさにこの「KIIS数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を修了し、その素養を持っている人は貴重な存在です。是非、このプログラムの修了者を多く輩出し、中小企業(地元の優良企業)等の躍進に貢献していただきたいと思います。