学長 博士(情報工学)
麻生隆史
現代は「情報化」「国際化」の時代といわれ、情報通信産業の進展には著しいものがあります。これは企業経営においても大きな影響を与え、いまや経営情報システムがなければ経営の意志決定も的確に行えない時代になりました。21世紀の企業経営には特にグローバルな視野を備えた経営戦略とともに、的確な経営判断を支える高度な管理情報システムが必要となります、これからの企業にとって情報処理技術はもちろん、情報学や経営学、会計学などの幅広い知識を持ち、それを企業経営に生かせる人材の育成を目標に、社会に貢献できる学生を育てたいと願っています。平成17年度より、従来の「経営情報学科」を経営・会計系の「経営情報学科」と情報系の「情報ネットワーク学科」に分割して、学習目標をわかりやすくそれぞれの専門により特化した教育環境の充実を図ります。
本学では、こうした情報化時代に対応できる実践的な教育と、人間味あふれる国際人としての教育にも力を入れています。経営と情報の融合を目指す新鋭の大学にふさわしく最先端の設備・機器はもちろん教授陣においては、情報システムに通じた有能で強力なスタッフをそろえて実学教育を行うなど、従来にない教育環境の充実を図っています。高度情報化社会の次代を担った将来への夢と志を持った本学の卒業生に対しあたたかいご支援をお願い申し上げごあいさつといたします。