流通業で働くプロ「販売士」

流通業で働くプロ「販売士」

「流通・小売業界で必須の定番資格」を取得せよ!

試験対応科目で単位ゲット!ついでに受験対策講座(無料)を受講して資格もゲット!

販売士とは
「流通・小売業界で必須の定番資格」として社会的にも高い信頼と評価を得ています。
 商工会議所の検定試験のひとつです。経済産業省、中小企業庁から後援を得て実施しており、販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、より高度で専門的な知識を持つ人材の育成を目指した内容となっています。レベルは、1級から3級までの3つに分かれており、どの級からでも受験できます。「1級販売士取得プロジェクト案内(PDFファイル)」

 現在の流通業界を取り巻く環境は、少子高齢化やライフスタイルの変化をはじめ、IT(情報技術)化の急速な進展、流通外資の相次ぐ参入などにより、急激かつ大きく変化しています。 このような状況のもとで、流通業界で最も必要とされているのは、多様化・高度化した顧客のニーズを的確に捉え、豊富な商品知識や顧客に配慮した接客技術を武器として、ニーズにあった商品を提供するとともに、商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行うことができる「販売のプロ」なのです。 販売士検定試験の合格者には、販売のプロとして「販売士」という称号を付与しており、「流通・小売業界で必須の定番資格」として社会的にも高い信頼と評価を得ています。
商工会議所の検定試験「販売士」公式HPより抜粋

在学生の証言
情報ネットワーク学科 2年生
安部 大輔さん
(2018年2月販売士3級合格)
「先生を信頼し、授業にきちんとついていけば大
丈夫!」

販売士資格を取ろうと思ったきっかけ
 商店街のお店やコンビニなど、いつも利用している小売店!! しかしその実態はよく知りません。お店のことをもっと知りたいなと思っていたら、シラバスの中に「初級小売商業」という科目を見つけました。この科目は小売業などの「流通」を勉強する科目で、販売士3級の試験にも対応しているため普通に大学で勉強すれば資格まで取れるんだと思い履修登録しました。

苦労したこと
 授業のガイダンスで「科目の範囲や全体像」および「資格試験前には対策講座がある」ということを聞いたので、単位も資格も大丈夫だろうと思ってました。しかし教科書が届いてその分厚さにびっくり!! 一年間でこれ全部を勉強するのかと思うとあせりました(>_<)しかし、先生がポイントを絞って分かりやすい具体例に基づき教えてくれたので、理解しやすかったです。 出題範囲が広く、勉強する量も多かったので、教科書を読み進むことや専門の用語を覚えることなどに苦労しました。

資格試験に臨んで
 実際の試験は、福岡市内の受験会場(福岡商工会議所)で行われますが、受験の申し込みから結果の連絡まで、すべて大学のCDC(キャリア・デザイン・センター)で行ってくれます。資格試験は「初級小売商業」を履修しなくても受験できますが、大学の授業を受けておくと一部の科目が免除となるので、資格取得には大変有利です。実際に試験を受けてみると、自分的にはあまりできが良くなかったので、半分あきらめてました。しかし結果を聞いたら受かってたんで本当にうれしかったです。

今後の抱負
 とりあえず3級販売士の資格をゲットすることができました。しかし今は3級の時にできなかった部分を改善しつつ、「中級小売商業」の履修登録をして2級取得に向けて勉強しています。うまくいけば就職に大変有利とされている1級にもチャレンジしたいと思っています。

後輩へのアドバイス
 販売士(リテールマーケティング)は、製造業から消費者までの流れを全体的に学び、主に買い物をするお店である小売業が消費者に対してどのような工夫をしているかなどを勉強します。日頃の生活に関係していることなので親しみやすいと思うし、ITパスポートの範囲と被っている部分もあるので勉強して損はないはずです。日頃の授業と試験前の対策講座でも点は取れますが、復習予習をしていたほうが、理解が深まりさらに点を取れると思いました。

将来、お店を持ちたい、身近なお店について知りたいと思っている方におすすめです。

九州情報大学では、販売士(リテールマーケティング)の資格取得を推奨しており、試験に対応した正規の授業科目を設置しています。またプレゼミや基礎ゼミ(1級販売士取得目標ゼミ)による指導に加え、試験前には、1週間の受験対策講座(無料)を実施しています。本学の「1級販売士 資格取得 プロジェクト」では、正規の授業科目で卒業に必要な単位を取得しながら、卒業までに難易度の高い1級の資格が目指せるカリキュラムとなっています。「プロジェクト・カリキュラム(PDFファイル)」


学生の証言
経営情報学科 3年生
宇都 翔真さん(2015年9月販売士2級合格) 
「失敗を糧(かて)に奮起…  やればできる!」

 私は大学に入る前に商業高校で簿記の勉強をしており、得意な方だったので、1年時、簿記に関係のある『初級小売商業』という科目を履修しました。『初級小売商業』は、流通業の資格である「販売士」3級取得を目標にした科目なので、講義を受けながら資格も取れると思い履修しました。
 しかし『初級小売商業』の講義では、簿記とはあまり関係のない言葉がたくさん出てきて講義についていけるのか心配になりました。 その後それなりに勉強したのですが、少しの努力で問題が解けるはずもなく、「販売士」3級どころか科目の単位も取得することができませんでした。自分自身に腹が立ち、2年になったとき、1年で勉強した3級の知識をベースに、今度は真剣に勉強して1ランク上の2級「販売士」に挑むことにしました。『中級小売商業』を履修して、『夏休みに大学で開催された受験対策の集中講義(7日間)にも参加、積極的に質問をし、理解を深めることにつとめました。すると点数も合格ラインまで徐々に上がっていき、だんだん自信もついてきました。検定直前特別講座では、先生が試験範囲の全体について総まとめの講義をしてくれたため、頭の中が整理され、さらに自信がつきました。
 2級の試験は、3級を受けた時とは違い、分からない問題が比較的少なかったので、「合格できたかも…」という気持ちになりました。結果発表の日にWEBで確認すると、やはり合格でした。嬉しかったですが、せっかくなのでここで終わりにするのではなく、次は1級に向け、また勉強していこうと思います。1級は難しくて希少価値も高く、だからこそ就職にも大変有利だとゼミの先生から聞きました。次は「販売士」の1級受験を目標とする『上級小売商業』を履修し、経営や商業を勉強する専門ゼミに入り、卒業するまでに(できれば3年生の終わりまでに)1級の資格をゲットしたいと思います。

在学生の証言
経営情報学科 3年生
斎藤 京友さん (取材は2年時)
(2015年2月販売士3級合格)
「将来の夢は経営者! 」

 大学に入ってすぐに販売士の勉強を始めました。私がなぜ販売士の勉強を始めたかというと、販売士の知識が「経営者」として役に立つと知ったからです。本学には、資格の取得を目的とする教科があり「資格も単位も取れるなんて、なんてお得なんだ!」と思い、『初級小売商業』という科目を履修しました。実際に勉強してみると、世の中の商品が、生産されてお店に並ぶまでの流れや、小売業の成り立ちや現状、販売士に必要な一般的な知識を学ぶことができました。
 でもその中には、お店の裏側など日常では見られないことや想像がつかないことなども多くあって難しく感じました。しかしそれを補ってくれたのがゼミ活動(遠藤ゼミ)です。ゼミでは、通常の授業のような座学だけではなく、実際のお店を見ながら先生が解説してくれるなどの学外活動があります。様々な商業施設を回り、施設ごとの違いや本で学ぶことと実際の違い、また普段生活しているだけでは分からない世界を知ることができ、物の考え方を広げることができました。
 1年間勉強して『初級小売商業』を修了し、教科の単位と販売士3級の両方を取得することができました。嬉しかったです。現在は2年生になり、今度は『中級小売商業』を履修して、販売士2級を目指して勉強中です。内容も応用編となり難しくなっていますが、知識だけの頭でっかちになるのではなく、その知識をどう生かすかなど知識を活かせるように励みたいです。