ロボットアイデアソンで 審査員特別賞受賞!

ロボットアイデアソンで 審査員特別賞受賞!

企業から出された事業課題をロボットによって解決するアイデアで競う。(坂根ゼミ)

ロボットアイデアソン「ぼくらの未来創造物語」とは

 企業によるロボットの社会実装を目指したアイデアを、学生から募集し実現可能かつ地域の活性につながるようなアイデアであれば、表彰すると共に一緒に実現を目指す大会です。

ロボットアイデアソン「ぼくらの未来創造物語」公式HPより 2018年1/12(金)、13(土)の2日間、福岡銀行本店で、【福岡ロボットアイデアソン-ぼくらの未来創世物語-episode.00】(ぼくじぇね)は、開催されました。企業は、「福岡銀行」「福岡放送」「西日本鉄道」と福岡に住む人なら誰でも知っている企業に加え、 昨今の九州の災害問題から、「防災協創プラットフォーム」が参戦しました。各企業から、それぞれの事業課題や新規事業をロボットによる解決および創造することとしてテーマが出題され、参加者はチームとなり、いずれか1社を選択し、ロボット(何種、何台使用しても可)を活用して新しいアイデアを企業に提案するものです(当日は、 ソフトバンクロボティクスから「Pepper」、シャープから「RoBoHoN」、MJIから「Tapia」、Vstoneからは「sota」が出撃したようです)。また、参戦企業や、ロボットメーカーの方々がアイデアをブラッシュアップもしてくれたようですし、 福岡市や北九州市も応援してくれているとのことです。
【福岡ロボットアイデアソン-ぼくらの未来創世物語-episode.00】(ぼくじぇね)の公式HPから抜粋させていただきました。

参加学生の証言
経営情報学科 2年生 鶴 美波さん
経営情報学科 2年生 木本 瑞希さん
経営情報学科 2年生 小柳 圭克さん
情報ネットワーク学科 3年生 ミハレス 愛子 シェリーさん

-まずは、受賞おめでとうございます。出場しようと思ったきっかけはなんですか。
(鶴)友人から、こういう大会があるんだけどと誘われたのがきっかけです。それで基礎ゼミ(坂根ゼミ)のメンバーに相談したところ、面白そうなのでみんなで出ようということになったんですが、それでも1名足りなかったので橋爪ゼミのメンバーにも声をかけました。チーム名は「チーム坂根」にしました。

-簡単にどのようなアイデアだったかを説明してください。
(鶴)私たちは、西日本鉄道さんの「西鉄沿線をコミュニケーションロボットを用いて、より楽しく!より便利に!」という課題に対して提案をしました。タイトルは、「ばりよか 西鉄グループ ~コミュニケーションロボットて西鉄と人を繋ぐ~」です。例えば、太宰府駅にロボットがいて、観光客の方が話しかけるとロボットがその方の年齢や性別などを判断(顔認識)して、その方に適した観光案内を行うとか、さらに外国人であれば母国語で案内をしてあげるとか、また、関連の商業施設にロボットを配置して、話しかけた方にふさわしい情報(若い方であれば、ショップのセールや映画などの情報など、年輩の女性であれば生鮮品の情報など)を案内するなどです。そしてこれらの情報をロボット(AI)が収集してさらに的確に案内を行うことができるようにするみたいな感じです。

-面白いですね。どうやってそのアイデアを出したのですか?
(鶴)いわゆるプレーンストーミング方式で、みんなで自由に意見を出し合って、模造紙にどんどん付箋を貼ったりして、最終的にこの内容に決めました。

受賞式の様子

-チームワークが良かったんですね。この大会に出場して感じたことを一言ずつお願いします?
(鶴)コミュニケーションロボット(AI)の可能性を感じました。
(木本)大学では、どちらかというと過去のことや構築された理論を学ぶことが多いと思うんですが、今回は、未来のことやアイデアの活用方法を学ぶことができたので、とても新鮮で楽しかったです。
(小柳)ロボットについて、参加されている企業の方からいろいろ教えてもらってとても勉強になりました。
(ミハレス)大会を通じて、メンバーとすごく仲良くなれたことがよかったです。また出場したいです。

-さらにいいアイデアを考えて、是非、次回も出場してください。

合同ゼミの様子他大学のゼミと合同で、企業の財務分析などを行っているのですが、そこで学生たちは、他大学の学生と交流する楽しさを覚えたようです(成長したように感じています)。このことがきっかけで学生も積極的にいろいろな人と交流をしたいと思うようになっていたところ、このコンテストの話がありました。アイデアを出し合っている雰囲気が本当によかったので、少し期待していました。