機密情報を守り、ITの安全な利活用を推進する、 情報管理の要となる存在へ。
情報セキュリティマネジメント試験とは、平成28年度から創設された国家試験です。
「情報セキュリティをいかに確保するか」は今や組織にとって大きな経営課題ですが、標的型攻撃、内部不正などの多種多様な脅威は、「ITによる対策(技術面の対策)」だけではなく、適切な情報管理、業務フローの見直し、組織内規程順守のための従業員の意識向上といった、「人による対策(管理面の対策)」についてもしっかりとした取組みが重要です。
そのための情報セキュリティマネジメントを担う人材の育成をいかに推進していくかが、社会全体での課題であると言えます。 「情報セキュリティマネジメント試験」は、このような社会ニーズの高まりを背景に、政府の『「日本再興戦略」改訂2015』(平成27年6月閣議決定)や経済産業省 産業構造審議会で示された方向性を踏まえて、国家試験「情報処理技術者試験」の新たな試験区分として創設されました(平成28年度春期から試験開始。春期(4月)、秋期(10月)の年2回実施)。(以上 独立行政法人 情報処理推進機構公式HPより)。
九州情報大学では、1年次に基本情報技術者試験等の合格を目指すプレゼミや3・4年次必修科目の「情報セキュリティ」で、対策講座などを実施しています。
在学生の証言 |
-まずは、受験のきっかけは?
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1年次に基本情報技術者試験合格を目標とするプレゼミを開講。原則として「ITパスポート試験合格者」を対象として、過去問に取り組みます。2年次には、基礎ゼミとして開講し、基本情報技術者試験合格を目指します。 |
2030年には、約79万人程度まで人材の不足規模が拡大する? 経済産業省
・マクロな規模でのIT人材(IT企業及びユーザ企業情報システム部門に所属する人材)は、現在は約90万人、不足数は約17万人と推計された。今後2019年をピークに人材供給は減少傾向となり、より一層不足数が拡大する。・情報セキュリティ人材は、現在約28万人、不足数は約13万人であるが、2020年には不足数が20万人弱に拡大。
・先端IT人材は、現在約9.7万人、不足数は約1.5万人であるが、2020年には不足数が4.8万人に拡大。
市場拡大が見込まれるセキュリティ分野の人材は現時点で28.1万人、人工知能などの先端分野は9.7万人と推計。セキュリティで13.2万人、先端分野で1.5万人が不足していると見ており、今後市場が成長するにつれて人材不足も深刻化すると指摘しています。
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