税理士事務所でインターンシップ
簿記2級取得者が九州北部税理士会所属の税理士事務所でインターンシップ。
本学の税理士取得プログラムの一環として、学部の3・4年次に、簿記検定2級以上取得者を対象に九州北部税理士会所属の税理士事務所でのインターシップを実施しています。このプログラムは、卒業後、税理士事務所で働きながら、九州情報大学大学院の博多駅前のサテライトキャンパス(夜間開講)で、会計学や税法を学び、会計学に属する科目等又は税法に属する科目等に関する修士論文により学位を取得し、その修士論文が国税審議会から認定を受けることができれば、税理士試験の科目の一部が免除されるというものです。詳細は、J大のツボ「情報大大学院で税理士試験が一部免除? 」をごらんください。今(2015年度)まで、税法学は36名、会計学は6名が税理士試験科目の一部を免除されています。
今年は、3年生1名と4年生2名が参画しました。3名ともこのインターンシップを通じて、仕事に対する強い意識が芽生えたことはもちろんのこと、税理士資格取得の意識もさらに強くなったようです。また、4年生の2名は、 税理士事務所へ就職が内定しました。
在学生の証言 経営情報学科 川添 竜平さん
-インターンシップに参画してどうでしたか?率直な感想をお願いします。
簿記や会計の勉強をするなかで、どうしてこんなことを勉強するんだろうと思う内容がたくさんあったのですが、税理士事務所のインターンシップに参画したことで、理解することができました。なるほどと思うことばかりでした。今後、簿記や会計を勉強するときに具体的にイメージできるので、とてもよい経験をしたと思っています。
-インターンシップから得た教訓はありますか?
確認作業の大切さを学びました。会計ソフトで入力した数値が正しいものかどうかをエクセルで確認し、数字の間違いがないかどうかを入念にチェックをする作業があったのですが、誰でも入力ミスをする可能性はあります。それを防ぐためには、確認作業を必ずきっちりとやることが大事だということを認識しました。
-インターンシップに参画して自分自身で変わったことはありますか?
仕事に対しての意識が変わったと思います。実際に現場での仕事を体験したことで、正確に仕事をしていくことの重要性や仕事に対する責任感など大きく意識が変わりました。インターンシップの経験と九州情報大学で得た会計知識を駆使して福岡の地元企業に貢献したいという強い思いが芽生えました。
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本学の大学院は、昼夜開講制を取り、社会人の方を積極的に受け入れています。そのため夜間はJR博多駅前のサテライトキャンパスにおいて開講しています。 税法に関する科目を修得し、税法に属する科目等に関する修士論文により学位を取得して、その修士論文が国税審議会から認定を受けた場合、税理士試験において、科目の一部が免除されます。税法科目2科目免除の場合 (1)税法に関する開講科目の中から4単位修得 ・租税法特論(2単位) ・税法研究特論(2単位) (2)修士論文の認定を受ける ・税法学関連演習指導担当者 (倉地和敏、丹羽崇之) |