教員紹介
荒平 高章
Takaaki Arahira
職 名:准教授
所 属:経営情報学部 情報ネットワーク学科
学 位:博士(工学)
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学歴
2008. 3 九州工業大学情報工学部機械情報工学科 卒業 学士(情報工学)
2010. 3 九州大学総合理工学府物質理工学専攻 修了 修士(工学)
2013. 3 九州大学総合理工学府物質理工学専攻 修了 博士(工学)
専門分野
・機械工学
・バイオエンジニアリング
・バイオメカニクス
担当科目
・(学部)マルチメディア論、情報システムの開発と管理、プログラミング実践Ⅰ、多変量解析、教育方法学(ICT活用を含む)、情報科教育法Ⅰ(「情報」教科教育法Ⅰ)、情報リテラシー演習Ⅱ、情報数学Ⅰ、プレゼミⅠ ・Ⅱ、基礎ゼミ・演習、専門ゼミⅠ・Ⅱ
・(大学院)情報科学特論、データ解析特論、演習Ⅰ・Ⅱ、特別演習Ⅰ・Ⅱ数値解析特別研究、人工知能特別研究、演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
主な研究課題
・骨・軟骨再生のための有機・無機複合系足場材の作製と評価
・生体材料と細胞による人工組織構築と人工組織の力学挙動の追究
・人工組織に及ぼす力学刺激・磁場刺激の影響
・有限要素法を用いた骨とインプラントの相互作用の検討
・転倒予防のための新規転倒リスク指標の開発
教育業績
・物理学に関する空欄補充式テキストの作成と運用(2014~2018)
・物理学基礎実験に関する実習書の作成と運用(2013~2018)
・e-learningを用いた実習試験の運用(2013~2018)
研究業績
(著書)
Takaaki Arahira, Mitsugu Todo, Hydrogels and Polymer-based Scaffolds, Chapter 12 : The design of two different structural scaffolds using β-tricalcium phosphate (β-TCP) and collagen for bone tissue engineering, Elsevier, pp.371-398, 2019.
(論文)
Takaaki Arahira, Mitsugu Todo, Biomechanical Analysis of Jaw Bone with Cyst Using CT-Image Based Finite Element Method, Dental Research and Oral Health 2018; 1 (2): 007-016.
荒平高章,東藤貢,間葉系幹細胞を用いた人工骨—軟骨様組織構築に関する基礎的研究,日本臨床バイオメカニクスVol.36, pp.213-220, 2015.
Takaaki Arahira, Mitsugu Todo, Effects of Proliferation and Differentiation of Mesenchymal Stem Cells on Compressive Mechanical Behavior of Collagen/β-TCP Composite Scaffold, Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials, Vol. 39, pp.218–230, 2014.
荒平高章,東藤貢,名井陽, 有限要素法を用いた多孔質バイオセラミックスの損傷解析日本臨床バイオメカニクスVol.35, pp.21-28 2014.
荒平高章, 東藤貢, 名井陽. β-TCP/collagen scaffoldの圧縮特性に及ぼす間葉系幹細胞培養の影響. 臨床バイオメカニクス Vol.34, pp.1-10, 2013.
Takaaki Arahira, Mitsugu Todo,Yasuyuki Matsushita,Kiyoshi Koyano, Biomechanical assessment for fully edentulous maxilla with dental implants, Interface oral health science 2011, pp.229-231, 2011.
荒平高章,東藤貢,名井陽,骨組織形成による多孔質バイオセラミックスの力学特性変化に関する研究,日本機械学会論文集A編,Vol.77, pp.784-788,2011.
Takaaki Arahira, Mitsugu Todo,Yasuyuki Matsushita,Kiyoshi Koyano, Biomechanical Analysis of Implant Treatment for Fully Edentulous Maxillas, Journal of Biomechanical Science and Engineering,Vol.5, pp.526-538, 2010.
現在取り組んでいる研究
現在は,人工骨・軟骨組織の力学特性に関する研究,三次元人工組織に対する力学刺激・磁気刺激に関する研究などを中心に実施しており,組織構築から,装置の開発まで幅広く展開している.また,医療データを用いた基礎・応用研究も実施している.
現在の研究資金獲得状況
科学研究費補助金 基盤研究(C)
「細胞積層型人工組織の創製と力学設計最適化」
公益財団法人 JKA 2021年度 機械振興補助事業 研究補助 若手研究
「人工骨・軟骨組織を構築するための力学刺激用チャンバーの開発補助事業」
→事業概要(PDF)
公益財団法人 JKA 2023年度小型自動車等機械振興事業
「生体運動を模倣した細胞培養システムの開発と人工組織構築への応用に関する補助事業」
→2023事業概要(PDF)
公益財団法人 渡邉財団 第27回磁気健康科学研究助成
「磁場刺激による細胞配向特性を応用した人工骨組織の作製」
国立研究開発法人科学技術振興機構 令和2年度研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)トライアウト
「再生医療における生体外での人工組織構築のための磁場刺激培養システムの開発
社会活動
(所属学会)
日本機械学会、日本臨床バイオメカニクス学会、日本再生医療学会、日本バイオマテリアル学会、日本靴医学会